TN-Rのつぶやき

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zoom RSS 軽自動車について考えてみる

<<   作成日時 : 2017/02/06 22:27   >>

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さて今回は久々にクルマのネタを。
これまでのクルマ記事の中で書いてきた

『軽自動車について考えてみる』


今回の記事を書く切っ掛けになったのは2年前の記事

2015年1月27日付
「空前の軽自動車ブームが映す日本経済の変貌 ステータスから実用性へ、普通車の必要性低下」
(ビジネスジャーナル【新井庸志「マーケティングを知れば世の中がわかる」】)
で、

ガソリンよりも安い燃料である軽油が望まれるようになっただけでなく……」

と軽自動車人気と軽油を結びつけるような文言が記載されていて
(後に対象文削除 削除前魚拓
ビジネス評論家でも軽自動車の燃料が軽油って誤解させる文章書くのかって驚きと呆れ、
そりゃ間違って軽油入れてJAF出動するのが減らないわけだ、と思ったことだ。



うーん

「軽油の「軽」って軽自動車の「軽」でしょ」
ってセルフ給油してJAFのお世話になるパターンな……
660ccってのを660馬力って発言するスイーツも居るしなぁ……

「軽油が安いから軽自動車にしたのにガソリンじゃないとダメだって聞いてないぞ!」
ってクレーム入れてくる客とか
「デミオって軽油で走るのに軽自動車じゃないの?」
って真顔で質問してくるのも居たりとか……


あ、これディーラーの営業さんから聞いたお話です。


「軽油」じゃなく「ディーゼル」標記に切り替えている
GSも増えてきたから入れ間違えは減るだろうが
お金貰って記事書いてる方が平気で誤解を広げる記事書いてたら
あかんだろ、と。


そんなこと考えている内にこう思った。


「そういう誤解がある、ってことは
【ディーゼル軽自動車】のニーズがあるんでない?


660cc程度のディーゼルだと馬力が出ないだろ。

せめて800ccはほしいな。
それにコストと重量の問題もあるだろ。
重量に関しては排気量が異なるが
デミオではガソリンモデルに対し100kg重くなるだろうし。


ガソリンエンジンに比べて
燃料室内圧力が10倍以上と高圧力にしてやる必要があるから
どうしてもエンジン強度を高めるために重くなるだろ。
それにススの処理のためにDPFを装備しないといけないなど
コスト面でも不利になってくるだろ。


軽自動車では100kgの差が大きな差になるだろうな。

最量販のトールワゴンタイプで800kgくらいの重量なのが
ワンボックスタイプと同等の1000kgくらいになると思っていたら
いいかな。

FFだとかなりのフロントヘビーになるから
MRが有望になってくるだろうが開発費が……ねぇ。


最大の問題が……
現状の軽自動車用ガソリンエンジンでも問題になる、汎用性だろ。
660ccなんて中途半端な排気量のエンジンなんて
他国じゃ需要ないからな。

アジア向けに800ccにボアアップすること前提で
設計してるエンジンがほとんどじゃないか。




軽油の軽自動車が現行規格のままでは
軽油で走る軽自動車
ってのは実現難しいってことで一つの結論としておこう。

で、
現在の規格(1998年10月に規格改定)は、


* 全長 3,400mm(3.40m)以下
* 全幅 1,480mm(1.48m)以下
* 全高 2,000mm(2.00m)以下
* 排気量660cc以下
* 定員 4名以下
* 貨物積載量 350kg以下

となっていて
98年の改定時には
『普通車同様の安全規格』を導入するため
全幅をそれまでの1,400mmから1480mmに拡大されたものだ。

98年の改定当時は
「安全性高めるために幅広げたんだから室内幅の向上に使うなよ」
って暗黙のルール的なものがあったが……
衝突安全性の向上もあって
改定時に登場した車種が1,250mmの最大室内幅だったのが
1,350mm前後までほぼ目一杯まで拡大されているのが現状だ。


○参考
ホンダ・バモス1999年発売開始
 全長×全幅×全高 3,395×1,475×1,755
 室内長×室内幅×室内高 1,645×1,250×1,270

ホンダ・N-BOX2011年発売開始
 全長×全幅×全高 3,395×1,475×1,780
 室内長×室内幅×室内高 2,180×1,350×1,400


98年改定当初だと230mmあった全幅との差が125mm……
つまり片側115mmだったのが62.5mmの中で
側面衝突に対応しないといけないわけか


技術の発展で62.5mmで十分になった、ってのが正解だろうな。

フレーム剛性の向上やサイドカーテンエアバッグの導入など
98年時点とは大幅に技術向上してるからこそ室内幅拡大が出来た
って側面もある。

昔と今の軽自動車だとドアを閉める時の音が全然ちがうし。
やはりドア自体の重量が増えてるんだろうなぁ。

しかしドア厚が少ない分、普通車に比べてコスト増の要因になっているのも
問題点ではあるだろ。


そこで提案したいのが
全幅全長を拡大し衝突安全基準をアメリカなど
国外の基準適合出来るまで高める。

大きくなる分排気量は1000cc未満まで拡大。
排気量が上がる分、燃料の瞬間最大流量とか
ブースト圧や最低燃費を規定して
無茶な馬力増大は抑制する。

『スマートフォーツー・フォーツー』や
『フィアット500』『ルノー・トゥインゴ』も
対象に出来る規定にしてしまえば
海外メーカーの不満を解消出来るだろ。


マレーシアのEEV政策対象車も対象になる
1,620mmくらいまで一気に拡大してしまうと
今後のアジアカーとの共有性も向上するだろ。

拡大するにあたって、
現行車両の中で新規格候補となる車両を
紹介していこう。



○トヨタ/ダイハツ『パッソ/ブーン』(2016)
 全長×全幅×全高 3,660×1,665×1,525
 室内長×室内幅×室内高 1,975×1,420×1,270

○スズキ『イグニス(2016)
 全長×全幅×全高 3,700×1,660×1,595
 室内長×室内幅×室内高 2,020×1,365×1,250

○スズキ『ソリオ(2015)
 全長×全幅×全高 3,710×1,625×1,745
 室内長×室内幅×室内高 2,515×1,420×1,360



現行の

 全長×全幅×全高 3,400×1,480×2,000

よりも一回り大きくなり室内幅は
1,350mm前後から100mm近く拡大される。

全幅が145〜180mm拡大されるのに
室内幅は100mm弱なのね。


いくら技術が進んだとはいえ普通車に比べて
圧倒的に側面衝突対応に劣るんでな。

規格拡大する見返りとして側面衝突安全性は
普通車と同等にしてもらわんと。
室内幅の基準は『パッソ/ブーン』『ソリオ』の
1,420mmを基準で良いかと思う。
『大人4人+子供1人』の想定では十分な幅だろ。


ちなみに今回
ルーミー/タンク/トール/ジャスティ』(2016)
はあえて外した。

サイズ的には『ソリオ』が理想的な寸法だし
『ソリオ』が世代交代した更に後に出してきた
後発品にも関わらず『ソリオ』に優ってる点が
ほとんど無い、トヨタのネームバリュー無ければ
存在価値無いクルマだしな。

ユーロ車のトレンドである

ダウンサイジングターボエンジンを投入してきたことは誉めたい

が、なんで『Sモード』スイッチだけで
パドルシフト無しなの?

なんで『ソリオ』がマイルドハイブリッドを前面に押し立てて
フルハイブリッド仕様も追加投入していているのに
本家本元のトヨタがハイブリッド仕様無いの?

なんで内装の使い勝手が『ソリオ』に見劣りしてんの?


なんで後出しじゃんけんで負ける手を出すかな。

パドルシフト・シーケンシャルゲートについては
『ソリオ』も無いんだけど
ファミリー向けだから要らないって考えなんかね?

軽の『カスタム』と同じように
疑似MT操作したい層がいるだろうし
用意してもいいんじゃないかなぁ……




いよいよトヨタグループもコンパクトカーに本腰入れてきたなーと
期待していたクルマなのにこんなのが出てきたのでガッカリしてる。

まー……
ベースとなったのが2代目『パッソ/ブーン』で
エンジン・シャシー共に古いってのがあって
走りに光るものを求めちゃいけないんだけど……
よくもまぁここまで拡大したもんだと感心しちゃう。
開発期間が短かったらしいし
コンセプトはまんま『ソリオ』だし
トヨタには無かった車種だし
もう少し丁寧に時間かけて開発してほしかったなぁ。
新シャシー導入するとか
シャシーが新しめの現行『ヴィッツ』ベースにしても
良かったんではなかろーか。


で、だ。

新規定として排気量を1,000ccに設定したのは
アジア向けのNA、ユーロ向けのターボ
と需要が見込めるのでメーカー側も開発しやすいし
海外メーカーが既に用意している排気量ってのが
基準だろ。
日本国内オンリーのガラパゴス規格から脱却出来て
更なる量産化でコストダウンが図れる。

そして何より……


「軽自動車は貿易障壁」

とかほざいてる某超大国対策だろ。

ほざいた直後にケータハムが規格車両『セブン160』発売して
面目丸つぶれになったが小型車が不得手なビッグ3としては
日本でデカい車両売りたいから軽自動車は邪魔物だからな。

ケータハム参入で海外メーカーであっても
参入出来るって証明になったわけだし
海外メーカーが日本以外の市場にも
売りやすいように規格変更してあげれば
アメリカの主張を潰せるしな。

アメリカメーカーでもクライスラーは
フィアット傘下になったから
『500』ベースで対応車種用意出来るし
フォードは『Ka』の経験あるからなんとかなるだろうし
GMはスズキに頼めばいいわけで……

アジア向けにコンパクトカー作らざるを得ない状況だし
そのまんま日本に持ち込めるなら文句は無いだろ。


ついでにインドなどで規定されている
『全長4,000mm以下』のクルマへの減税措置も
取り入れれば更にアジアカーをそのまま
持ち込みやすくなるな。


スズキが『バレーノ』ってインド産の車を売り出してるだろ?

全幅は1,745mmあるのに1,000ccターボに1,200ccNAって車。
あれ、全長は3,995mmと
『全長4,000mm以下』ギリギリって規定内に収めた車でな。
リアの切り取ったかのようなスタイルが正に規定ギリギリ攻めた結果なんだよ。


あの車なぁ……
フロント周りのデザインが独特すぎるんであまり……

インド市場向けの車だから日本人の
感性向きじゃないよな。
せめて『スイフト』っぽいデザインなら
もう少し受け入れられていたと思うんだけどなぁ。

他にもハイオク仕様とか自動ブレーキ無しとか
HID仕様でもマニュアルレベリングだとか
インド向けそのまま持ち込むのはどうかと思う仕様とか
いろいろ勿体ないんだよなぁ。


今後アジア等、海外工場産の車が日本国内で販売される
ケースが増えると思うので注目すべきクルマでは
あるんだけどね。

他にも日本に投入されてないけど日本でも売れそうな
日本メーカー産アジア生産車
が他にもあるしそういうクルマがスズキ以外のメーカーから
今後は導入されてくるだろう。

なんで日本に投入しないのか不思議でならない車種が
ホンダからアジア向けに出てるし。

ブリオとかBR-Vとか。


ホンダ『BR-V』




現行の軽自動車エンジンはカタログスペックでは
低燃費になっているが実際の利用では車重に対し足りないパワーを
エンジン高回転で回して補ってたりターボで補うとかしてて
発進時や加速時などエンジン負荷がかかる時には
ガソリンをバカスカ喰ってるからな。

最近のCVT普及、ターボ技術向上で一昔前の3ATより
燃費面でもエンジン負荷面でも優位になってるけど
排気量がもう少し上がったほうが余裕が生まれるだろ。

『エネチャージ』というマイルドハイブリッドで発進時・加速時の問題点を
解決する手法を採用してきたスズキ車のような解決手段は出てきているが
その分コストに跳ね返ってくるからな。


それに、だ。
今後は自動ブレーキサポートなど軽自動車といえども
装備の充実しないといけなくなってきたので
重量増の要因が増えるばかり。

660ccという排気量では対応し続けるのが限界だと思う。

これを1,000ccというアジアカーを見据えた排気量にすれば
エンジン開発に投資できる費用が増えるので
更に高性能・低燃費なエンジンが生まれる可能性が高まるしな!

排気量増えればディーゼルエンジンを導入出来る可能性も高まるから
最初の「軽油=軽自動車の燃料」ってのを実現出来るわけだ。


あとは……
ロータリーエンジンに設けられている
「ロータリーエンジン係数」の撤廃もしくは緩和してほしいかな。

そうすればエンジンルームをコンパクトに出来るし
今後のEVの普及に向けて
レンジエクステンダー用途エンジンとして
普及が見込めるし。

トヨタが進めている水素燃料を使って
燃料として燃焼させるって希望もあるし。




うーん、評論家の誤解記事から話が広がったなぁ……


現行の軽自動車規定には色々不満があったんで
色々と考えたわけよ。

手っ取り早いのは自動車税の区分
排気量0.5L毎の規定から0.2L毎の規定に変更して
1〜1.2L枠までの金額を下げることなんだけどね。

でもそれやると ルノー『ルーテシア』『カングー』など
とても軽自動車とは言えない車まで適用されるんで
思い切って軽自動車規定を変更すりゃいいんじゃないかなー、と。
もちろん、自動車税の区分詳細化もやってほしいけどな。

日本でもダウンサイジングターボ普及に繋がるだろうし。


で、『新規定』を中心に語ってきたが
現行のコンパクトサイズも都心部や田舎では
使い勝手の良いサイズなんで
軽自動車とは別規定の、
新『マイクロカー』規定として残して欲しい。

流石に今のほぼ制限無く普通車と同等に走れると
わざわざ新規定設ける意味無いので
車重や最高車速、高速道での規制などを設けて
街乗りやセカンドカー・商用として残す形にしてほしいけどな。

特に配送・農業には今の軽自動車規定がちょうどいいサイズだし。


 ・車重:1,000kg以下
 ・最高車速:高速道 60〜80km/h(90km/hでリミッター発動)
 ・高速道利用規制:追い越し車線の走行規制(原則 走行車線のみ走行可)

って制限ね。

時々見かける追い越し車線を爆走するハイトワゴンみたいな
無謀運転したらアウトよ、ってことと
今後規制緩和されるだろう速度制限は適用されないなど
『新・軽自動車』と競合しない規制を適用しないと
あかんだろうな。




と、いろいろカキコしてきましたが
現行の日本独自規定ってのはコスト的に難しくなってくるだろうし
メーカー・省庁含めて検討してほしいと思っています。

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